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レミリアはクツクツと笑い、拍手をパチパチとけだるそうにする。
「良いだろう。若き死を売り捌く者よ。お前が売り捌く死はどれ程の物か答えてみろ」
そして吸血鬼のカリスマをフルに活用し、ヘクマトを威圧する。
ベリーサは思わず身構え、アレッシーもピリピリした雰囲気になる。
しかしヘクマトは平然とした表情で、切り返した。
「ご希望ならば、小さな護身用ナイフからNCRとかいう連中の核兵器を模造した兵器でさえも。強い兵器を、大量に、なるべく安くお届け致します」
一度、ヘクマトは竹林の永遠亭へ武器を運搬した事がある。
その時はただのヘタレの役立たずだったが、今ではすっかり、一人前の武器商人となっていた。
例え銃弾が眼前を掠ろうと、ビビりやしないだろう。
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