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中庭。
僕たちに気づく様子はなく
夢中でサッカーをしている
彼達を少し離れた所で見ていた
教室から見てた時と違って
彼の真剣な顔がしっかり見えて
年下とは思えないくらいカッコ良くて
僕は思わず見とれてしまった。
だから気づかなかったんだ
僕に向かって飛んできたボールに
「裕翔くん危ない!」
ちぃの声に気付いた時には遅く
ボールは見事僕の顔面を直撃した
.
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