プロローグ

2/2
4479人が本棚に入れています
本棚に追加
/101ページ
懐かしさに笑みがこぼれて こぼれて ぽたりと 涙が 胸ふるえる告白は 水平線を見ながら聞いていた 子供だと知っていた 子供だから 瞬間の思いが どれほど透き通っていても 未来へ紡いでゆく手段を知らないことも それでも あの瞬間の きらめきは遠い未来さえも贖(アガナ)い .
/101ページ

最初のコメントを投稿しよう!