命懸けのショー

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「アルトくん聞こえる?あなたのルーサーとしての初仕事よ。今、『あれ』のいる場所を貴方のナビ子に送るわ。あとはナビ子に従って目的地まで『あれ』を誘導して。貴方の幸運を祈るわ。」 「オハヨウゴザイマス、マイマスター。今カラ、マスターノ脳内ニ『アレ』ノ出現ポイントヲ送リマス。マズハ、ソコヘ向カッテクダサイ」 俺の耳につけたイヤホンに似た通信機から本部で待機する総指揮部隊の指揮官からナビ子と呼ばれるナビゲーションシステムの機械音に近い女の声に変わり入ってくる ナビ子の直接的に脳内に情報を送るシステムは軽い頭痛と共に俺の顔の前に半透明の地図を作り出す B地点の32が赤く点滅している 俺はアクセルを全快にして目的地へと向かった
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