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「まさか…」 「そうだよ俺達のクラスの誰かが犯人だ」 「いや…いやっ死にたくないよ」 「大丈夫だ俺が遥香を助けるから」 「閃…うわぁぁぁぁん」 遥香は恐怖で泣き出してしまった。彼女を慰めるように撫でている悠斗をじっと見つめている人がいた。 「マスター移動しましょう」 「うん…そういえば君の名前聞いてなかったね」 「あっはい僕はロイといいます」 「ロイね、よろしくね」 ロイはそういうと遥香の背中に乗った。 「ロイどうしたの?」 「マスターの特殊能力は僕ですから」 ロイの背中には大きな翼が生えていた。 「マスターそのおにーさんを離さないでね」 「えっ」 遥香が悠斗の腕に掴まった途端強烈な風圧が体に叩きついた。 「きゃぁぁぁぁ」 「おい小さいの、俺が遥香を抱きしめておいたほうがよくないか」 「はぁ?誰がお前に掴まるかって?僕はマスターだけに従うからwww」 「お前~」 「マスターそのおにーさん落としてもいいですよ♪」
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