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「名前なら、分かるぜ?馬鹿ブラック」キュムッ
「何………!?」
「……………?」
名前が分かる……?
どうやっ………あ……………
「知りたい?知りたい?ねえ知りたい?知~り~た~い~よ~ね~?」
「………ポケモン図鑑…………」
その通りだホワイト。
今、あのマドサイが作った変な図鑑を持っているのは、この馬鹿だけだ。
え?俺達は持ってないのかって?
真っ二つに折って捨てたよ?うん。
「あ~~~、ホワイトちゃ~~~ん。何で先に答え言うかな~~~?答え言ったらつまんないでしょ~~~?」
「…………………」
「ごめんなさいごめんなさい、もうしません。だからその木刀は振り下ろさないで…………」
「……………………」
怖え~………
ホワイトは今、左上段の構えで馬鹿の方へ向いている。
これなら、いつでも馬鹿の頭を粉砕するのはたやすい…………
「名前、そうだ名前だよ!!そうそう名前名前~。今調べるから、待っててね~待っててね~~~あふふふふふ~~~……………」
馬鹿はバッグから図鑑を取り出し、この鳥ポケモンになんちゃらスキャンを当てて、情報を見る。
………………………
『ワシボン……綿り鳥ポケモン。趣味は京都巡り。好物は虫ポケモン。詳しいことは不明………』
…………………………
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