4月25日

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今日くそあにの心がわかった気がする 兄はニートだ 私らの家族は両親がいない 母が死んでから兄は私にたいしてきつくなった 色々言われ続けた 人間の粕 消えろ 目障り それが兄が私に対する罵倒 最近の私たち<兄と私>は仲が一段と悪くなった ネットの回線が問題 ネットの回線は兄の指でひとつで切ったり繋いだり出来るのだ ここ一週間切られて怒られ頼んで復帰して切られての繰り返しだった 怒られている間も罵倒は当たり前 おとといかな 兄が私に包丁を向けたのわ いつもの兄ではなくなっていた 目は充血して息は荒くなってた 私は罵倒だけだと思っていたから、どうしたらいいのかわからなかった 包丁を持ってきて私の髪の毛を掴む すんげぇ痛かった 後頭部の髪の毛が全部抜けそうだった でも痛かったのは髪の毛でも切られた首でもない心だった 兄と仲良くなれたら そうずっと思ってきたから でも好きな事をしていると兄にとってはしてほしくない事で私らは真逆だった 今さっきも兄が怒っていた また私にたいして私の事で 私は珍しく反抗した イライラしていた事もあって 人間の粕と言った事 今までの怒りをぶつけた 多分かなり自分はキモかったと思う 鼻水だしまくって泣きながら言い放って居たから それに対して兄は 「今までの六年間そう思われていたんやな 俺が仕事やめたのも全部お前の為 おかんに頼まれてたから 悪い方へ行かさんように頼んだって言われたから お前の為お前の為お前とばーちゃんの為って仕事してたりしてたけど上司が社長にガセネタ吹き込んで追い込まれて でも良い機会だからやめて、全部お前の為に いくら仲良くしたいって思っても俺はおかんに頼まれたから仲良く笑ったりできやんかった」 すんげぇ私より泣いて すんげぇ私より怒りながら言い放ち すんげぇ私より声震えてて すんげぇ幼く見えた 無意識に謝ってた 頑張るから泣かんといてって言ってしまった くそあにだけど 本当は大嫌いな兄だけど ニートだけど 私の兄なんだなって思い知らされた 兄の気持ちに気づけなかった自分が憎い くそあにの事情ー完ー
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