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それから2人はよりを戻し、3日後にデートをすることになりました。
デートの日、ゴリラはあの計画を実行しようとしていました。
「・・・なあゴリラ、俺達が出会った日のこと覚えてるか?」
「うん、もちろん!覚えてるよ。」
ゴリラは短い沈黙の後、照れたようにしてこう言いました。
「そんな出会った時の話なんかはやめて、私本田のために弁当を作ってきたから、一緒にたべよ?」
「ああ、そうだな、ありがとう。」
本田は口ではそう言ったものの、怪しく思い、隠し持っていた包丁をバレないように手にしました。
そしつおにぎりを食べる振りをして、包丁でゴリラを一突き、また一突きと殺してしまいました。
バタン、
ゴリラがゆっくりと倒れ、本田はその場を後にしようとした途端、足を掴まれ、後方へ引っ張られました。
「何で?何でこんなことしたのよ!本田!私に逆らったらどうなるか分かってんの!?やっておしまい吉田!」
「へい!」
声の主は頭上から聞こえるものだった。
見上げてみると、そこにはゴリラ以上に美しいオネェがいました。
「あらっ可愛い子だわ。たっぷり可愛がってあげる☆」
そう言い吉田はそこから飛び降りました。
本田は何が起きたのか理解できず、固まってしまいました。
でも本田は吉田が手を下す前に出血多量で死んでしまいました。
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