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「HR始めまーす」何時限も過ぎたとき、学校の校長からきた連絡だと言って、伝えてくれたのは、事件だった。
「最近不信者が出るような道、とくに帰りに皆通る通学路での不信者が見られるようになった。みんな気をつけるように」
「えー、怖いよ!!」
「いやー、怖ーい」
「マジで!俺聞いたことある!男でも声かけられるんだぜ、変な男に」
「マジっ!?」
「なので、おまえらにこのベルを配るから、絶対にカバンに付けるように!!」配られたのは防犯ベルだ。「一番最新のベルだ。毎日点検するからな」ということだ。みんなそのベルを付け、使い方を学び、帰宅することとなった、
「怖ーいし、怖かったし!!もう出たくないよ、休みの日でも学校行きたいくらいだったのに、一気に怖いよー」
「だから僕も君のをメカにしたのさ、知っていたのさ」ジェラペンは難しい本を読んでいる。目も見えたのだ。
「今日の新聞にも載ってた、気を付けた方がいいからね」
「だってさー、それでも怖い」
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