プロローグ

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どうして俺はこんな結末にしてしまったんだろうー もっと… もっと…俺がしっかりしていればー もっと、俺が強かったから… いや違う 俺が弱かったからー 俺が馬鹿だったからー 沙夜を…皆を…守ることが出来なかったんだー そう呟きながら空を見つめると、未だに後悔し続けている男に嘲笑うよかのうに、ザァーザァーと降り注いていた。 「なぁ…俺、やるよ。 灰馬一族をー壊滅させてやるよ」
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