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桜麻「どうなってんだよ!」
思わず机を両手で叩く。
そんな俺を見て神遙は必死に笑いを堪えていた。
神遙「ぶふっ!かっ彼女に置いてかれてやんのwwww」
桜麻「やかましいこの腐れロリコン」
神遙「誰がロリコンだ俺はファミ二スト!」
桜麻「あーハイハイ」
神遙「流すな!」
何でこんなんと付き合い長いんだろ。
たまに不安になる。
神遙「てか八雲ってさ」
やっと笑いが収まったのかいつもの表情で話し出す神遙。
まあいつもにやけ面なのだが。
神遙「本当に彼女?」
桜麻「おう多分」
神遙「何だ多分って」
神遙が何を言ってるんだと言う顔をしている。
だがそう言われても仕方ない俺はいつも不安なのだから。
本当に彼女と付き合えているのかどうか。
二年前俺は彼女に告白した。
確か三年になってしばらくもたたないうちだったと思う。
しかし告白した時の彼女の第一声は今でも覚えている。
その言葉のせいで俺は今でも彼女の眼中に無いのではと不安になる。
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