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雪矢に塩かけイチゴを食べさせてしまった
ここは素直に謝ろう
雪矢の部屋に向かいノックをして返事を待った
「ん？」
応答なし・・・・・・・
「雪矢～！」
もしかして怒ってる？
「ごめんね、さっきさ～」
ドアを開けて部屋の中に入ると雪矢はベッドの中で震えていた
そんなにまずかったのかな？
「雪矢」
「い、いるんだ・・・・・・いる」
「ん？」
「見えないけどいるんだ」
「へっ？」
何の話だろう
「凜・・・・・・・こっちに来て」
腕をつかまれてベッドの中に押し込まれた
「どうしたの？」
「あのさ・・・・・・・・・・・」
「うん」
布団の中は息苦しかった
顔を出そうとしたら拒否された
「話を聞いて」
「うん」
と言うか、震えてる？
「雪矢、体調悪いんじゃない？」
「思い切り悪いかも」
「マジ？今体温計を」
「いい」
「でも」
「いいから話を聞いて」
「わかった」
ここは大人しく話を聞こう
息苦しいけど
「駅の近くの病院みたいな建物知ってる？」
「駅の近く・・・・・・」
どこだろう
建物はたくさんあるけど
病院みたいな建物
もしかして遊遊ビルの事かな
「もしかして」
「うん」
「そのビルって」
「うん」
「ゆう・・・・・・」
「いやぁーーーーーーーー！！」
「うわっ！」
驚いた
何なの？
思わずベッドから落ちたし
一体どうしたんだろう
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