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困った
今渡されてもまだクリスマスではない
しかしこのまま部屋に隠しておくわけにもいかない
と言うか・・・・・すでに大きい
「どうするんだ？」
「まさかラクダがいるとは思わなかったし」
「俺もまさかこんなに早く届くとは」
「どうしよう」
そしてまさかの足音が
「もう、探したよ～！ここにいたの？アサがマンゴー・・・・・・・えっ？」
凜の笑顔が消えた
と言うか固まってる？
「凜・・・・実はこのブタは」
「じゃ、俺行くから」
ヨル・・・・・
逃げるとか聞いていない
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
（ﾌﾞﾋｯ）
「メ、メリークリスマス！」
「・・・・・・・・・・」
「凜？」
「ブタ・・・・・だよね？」
「そうだな」
「・・・・・・・・・・・」
この空間に耐えられる気がしない
「ま、まさかラクダまでいるとは驚いたよ」
「・・・・・・・・・・・」
「凜？」
「・・・・・・・・かっわいい！！なにこれ？ありがとう朱雀っ！」
「えっ・・・・・・」
「俺、欲しかったんだ」
「そうか」
絶対嘘だな
目が泳いでいるし
「凜、気に入らないのなら明日返して来るから」
「駄目だよ！返したら食べられちゃう」
確かに
「名前を考えないとね」
「そうだな」
「じゃ、行こう・・・みんな待ってるよ」
「ああ」
凜は担ぐようにしてブタを肩に乗せた
普通に抱っこは出来ない大きさだからそうなるのか
来年はしっかり欲しい物を尋ねてから用意しよう
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