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「な、何だ?」
「凜の悲鳴か?」
コーヒーを飲んでいたら今度は叫び声が聞こえた
今回はアサも聞いたらしい
「おい」
「ああ」
二人で急いで寝室に向かいドアを開けると、凜と雪矢がベッドの中で抱き合っていた
「仲がいいな」
「・・・・・・・・・・お前達、何してるんだ?」
「な、なんでもない」
「う、うん・・・・・何でもない」
「ん~~?」
「じゃ、今の叫び声は?」
「何の話?」
「・・・・・・それは、いででっ」
こいつらベッドの中で何やってるんだ?
「・・・・・・・・・・・・・・・でしょ」
「・・・・・・けど・・・・・・・・だし」
しかもひそひそと何なんだ
「とにかく、大丈夫なんだな?」
「うん」
「凜もだな?」
「・・・・・・・・いででっ・・・・うん」
う~ん
さっきから凜が暴れてるような気もする
「行こう、南月」
「・・・・・・・・・・・ああ」
反抗期なのか?
首を捻りながらリビングに戻り冷めたコーヒーを飲んだ
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