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逆に静か過ぎて怖いんですけど・・・・・・・
「ん？」
「どうした、南月」
「この病院って・・・・・・」
何？何なの？？
「ああ、似てるな」
朱雀まで何？？
「と言うかあそこじゃないか？」
あそこってどこ？？
「ああ、そうみたいだ」
みんなの話し声が怖い
めちゃ怖い
（こちらが深夜人影が見えるという廃病院です）
「病院だったっけ？」
「いや」
「でも病院と言われればそう見えないこともないな」
「ああ」
いやぁーーーー！
やっぱり遊遊ビルだし
もちろん雪矢も泣きそうだ
（では、中へ入ってみましょう）
はいるなっ！！
お願いだからもうやめてーーー！
（確かに無人ですね・・・・・・不気味です）
解説しなくてもいいからっ
「成程な」
「ｸｽｯ」
「な、何？どうして南月と朱雀は笑ってるの？ねぇ！」
「ん？いや、確かに誰かいる」
「えっ・・・・・・うそ」
「まんざら嘘ではなさそうだが・・・・・・・しかし」
「何？てか、このビル駅前のビルに似てるよね？でも違うよね？」
「いや、あそこだな」
「ひぃ！！」
「いつ取材に来てたんだろう」
「深夜でしょ！深夜」
「どうした凜、怖いのか？」
「い、いえ・・・・・」
怖いよっ！
しかもそんな場所に今夜連れて行かれるんだぞ！！
もう嫌だ
マジで怖いし危険な感じがする
しかもお払いとか何？？
「よかったじゃないか」
「だな」
南月と朱雀はおかしい
お払いを観て笑ってるし
何なの？
「でも、廃病院の割には中は綺麗ですよね」
「うん、そう思った」
亮と彰の会話も怖い
もう何もかもが怖い
（あっ！今この部屋から足音が・・・・・・）
「ひぃ！！」
「南月、足音だそうだ」
「ああ、怖いよな」
無理っ！絶対無理！！
もう行かなくていいよね？
お払いしてるし
（しかしドアは何かの力によってびくともしません）
開けなくていいからっ！
「鍵だろ？」
「ああ、鍵だな」
待って！
どうして誰もいない部屋に鍵が？
（悪霊の仕業ですね）
「・・・・・・・！！」
「悪霊らしいぞ」
「参ったな」
何でそんなに面白そうなの？
ねぇ、おかしいでしょ？
「ヨ、ヨルも怖いよね？」
「ん？いや」
「へっ？」
「俺はこういうのは信じてないから苦手なだけで怖くはないな」
「うそん」
もしかして怖がってるのは俺と雪矢だけ？
みんなおかしいよ
逆に楽しんでるとか有り得ないでしょ
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