いち
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「そう。なら良かった…。安心したよ。ところで君、名前と学年は?」 セインは、ゆきのに聞いた。 「きっと、今この場所で出逢えた事は何らかの縁だと思うから…。」 セイン王子は、少し目を伏せた。 とても寂しそうな目をして…。
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