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「ふむ、知識としては大体はイケメンじゃな。ワシはファンタジー系の本が好きなんじゃが、基本的にハーレムが出来るぐらいのイケメン振りじゃ」
「なんだそりゃ。まぁ、架空の話を否定はしないけど、ハーレムが出来るぐらいのイケメン振りってどんなんだよ」
「主よりもイケメンということじゃ」
「単純だが、なんか色々と傷付いたぞ!?」
いや、分かってるよ!
俺がイケメンとかじゃないぐらい分かってるよ!
そこまで自惚れるほど自意識してないけど、イケメンじゃないって言われるとどこか期待してた俺が打ちのめされた気分だ!
「あとは…そうじゃな。魔法戦と肉弾戦が最強に強くて、なおかつ魔力は無限に近いぐらいにあって、それでもって魔物を三万匹ぐらいはあっという間に瞬殺するぐらいかの」
「それは人間か!? 主人公ってなんでもアリなのか!? お前が読んでいる本をここから抜け出した後にでも読ませろ!!」
むちゃくちゃすぎるだろ!?
そんな完璧超人が例え架空の話でも実在していいのか!?
というか、そんな主人公に俺はギッタギタにされるのかお前のシチュエーション的には!?
「まぁ、これはさすがにやりすぎな主人公じゃからな。ワシの理想する主人公はまだ違う」
「なんだ、そうなのか。じゃあお前の理想の主人公とやらはどんなんだ?」
「神」
「なんか越えちゃいけないライン越えちゃったー!!」
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