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次の日の学校はいつも通り。
ただ、今日は一つだけいつもと違うことがあった。
「川上君いるかな?」
午前の授業が終わり、弁当を食べようと鞄から取り出したとき、教室の入り口で声がした。
「あれ玲奈さんだろ」
クラスメイトが顔を見合わせ、驚いたような顔をしている。
「はい。どうしたんですか?」
まったく見に覚えがない呼び出しだったので少し驚いたが、彼女の元へ向かう。
「あっ、お弁当もってきて」
「弁当?」
「いっしょに食べない?」
可愛らしく首を傾けているが、結構大事なことをさらっと言ってのけた。
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