君が好きだから…

出会い

葵が怒鳴った。

『ヒッ!!!!!!!!!!』

私は驚き美夏ちゃんの後ろに再び隠れた。

[ちょぉとぉっ!!!!!優ちゃんは繊細なんだから!!!!!あんたみたいなタイプは苦手なの～!!]

「はぁ～～～!?」

『あの…えと…ごめんなさい…』

「なに謝ってんだよ。まだ何も言ってないし。」

『ごめんなさい…』

「また謝った、まぁいいや。アンタ名前は?」

『えっ？』

「だから、アンタの名前はって聞いてんの!!」

葵が苛立ったように言った。