1.波乱しかない体育祭

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「ったくホント可愛いな、あんたは」 「お前は目が腐ってんのか?それとも視力がくそわりぃとか?……っていい加減離しやがれ!!」 何故か抱きしめて離さない時雨に、いい加減腹を立てたのか咲哉は腕に力をいれた 「暴れんなよ。それともここでヤられてぇの?………俺は全然いいぜ?」 「…………………………」 「おい、黙んなよ。冗談だって冗談」 時雨は恐ろしい事を言ったため、咲哉は思わず無言になった。 静かになった咲哉に時雨はチュッとキスをした 「ちょ、お前。見られたら…」 「これぐらいさせろや。最近触らしてくれてないじゃん?」 「俺がまるで何もしてねーみたいに言うなや馬鹿!!」 「あ?だって実際そうじゃん。あの時以来キスだってしてねーし?」
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