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「あぁ…あの先輩さ、あんたを寮に連れていくときに部屋教えてくれたわけ」
「ーーーーーーー凪が…?」
そう時雨がいうと、咲哉は驚いた表情をした
ふいに時雨は咲哉の頭を撫でた
「な、何すんだよ」
「別に?後さ、ジャージのチャックあげた方がいいぜ?」
「は…?何でだよ。別に何も…っちょ…お前!!」
すると時雨はいきなり後ろから抱き着いてきた
咲哉は時雨の腕にすっぽりと収まってしまう。
「やっ…おい!誰かに見られたらどうすんだよ」
「別に俺はいいけどな…いいのか?……………キスマーク見えてるけど?」
「ーーーーーーーー!!なっ…お前が前につけたんだろうが!!」
「あーそうだったか?まぁどうでもいいけど」
咲哉はそう睨みつけながらいうと時雨は思わずクスリと笑った
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