1.波乱しかない体育祭

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「あぁ…あの先輩さ、あんたを寮に連れていくときに部屋教えてくれたわけ」 「ーーーーーーー凪が…?」 そう時雨がいうと、咲哉は驚いた表情をした ふいに時雨は咲哉の頭を撫でた 「な、何すんだよ」 「別に?後さ、ジャージのチャックあげた方がいいぜ?」 「は…?何でだよ。別に何も…っちょ…お前!!」 すると時雨はいきなり後ろから抱き着いてきた 咲哉は時雨の腕にすっぽりと収まってしまう。 「やっ…おい!誰かに見られたらどうすんだよ」 「別に俺はいいけどな…いいのか?……………キスマーク見えてるけど?」 「ーーーーーーーー!!なっ…お前が前につけたんだろうが!!」 「あーそうだったか?まぁどうでもいいけど」 咲哉はそう睨みつけながらいうと時雨は思わずクスリと笑った
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