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樹『こんな時間までなにしてるの?』
俺がそんな事を思っているなんて事を知らない市原は、
おかまいなしに話しかけてきた。
「…なにって、いのこり。どー見たって好きで残っているようには見えねーだろが」
ぶっきらぼうな俺の返しに笑顔で、
『ごめん、ごめん』なんて言ってやがる。
「で、お前はなんの用?」
樹『あ、ちょっと忘れ物しちゃってさ!』
なにをそんなに嬉しそうに答えているんだか…
樹『橘君は高校でもバスケ部入るの?』
…………
は?
何急に…いきなり流れに関係ない事を問われて
俺は固まった。。
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