始まり始まり

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階段を下ると、玄関にシーゲルと義太の母親が手にリードを持っている。どうやらこれから散歩に行くようだ。 「あら、おかえり~」 「ただいまー。これから散歩?」 「そうよ~あ、お風呂わいてるから早めに入ってね。じゃあ、行ってくるわ~」 尻尾をぐるぐる回すシーゲルをつれて散歩に行く母親を見送った。 その後義太は、帰ってきた親と夕飯をとり、明日の準備をして早々と寝た。時刻は8時だった。
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