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もう戻れない。
僕には裕翔くんだけ。
裕「うわぁ。
みんな来てるね」
「…」
掲示板に人がいるから
クラス表が見えない。
「大貴は3年生か。
全く見えないね…」
「うるさいな」
朝から聞きたくない声が
聞こえた。
裕「山ちゃん。
大丈夫?」
「う…ん」
裕「校内まわろうか」
「…」
裕翔くんは
事情を知ってるから
一緒にいてくれる。
傍にいてくれるから
寂しくない。
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