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四人がいるﾘﾋﾞﾝｸﾞにあるﾃｰﾌﾞﾙの上には､魔力測定に使うらしい水晶が置いてあった｡
｢ｻｷ､ﾕｳ､こっちおいで｣
｢はい｣
｢へい｣
ｻｷが最初､ﾕｳが後｡
｢ｻｷ､これに触って？｣
｢うん…わ｡なんか変な感じがする｡｣
ｻｷが触ると､水晶は黄色に光り､(1826)という数字が浮かびあがっていた｡
｢おｰ｡ｻｷは土属性か｡母さんの血筋だね｡数値がｽｺﾞいな｡高いね｡｣
ちなみに属性には基本となる<火水木土無>があり､発展系に<月日金喰>､特殊属性に<光闇陽陰>がある｡
｢ふふ､嬉しいわね｡ﾕｳ､ｻｷとおなじようにやりなさい｡｣
｢なんかｻｷと待遇がちげｰぞ？｣
｢当たり前でしょう､早くやりなさい｡｣
触ると金色に輝き始める｡
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