1人が本棚に入れています
本棚に追加
尚夜は川で水切りをしている。
妹の花菜に頼まれて珍しい形の石を探してる途中。
花菜が来ると尚夜は石探しをしてることに気づく。
探してると石と石の間にキラキラと光を放つ棒状の物を見つける。
その球体は宇宙の彼方から降ってきた物だった。
家でいじくっていると突然の閃光が部屋を染める。
次の日、学校に向かっている途中…。
コスプレしてる見知らぬ女の子に胸ぐらを掴まれて拳を突きつけられた。
「どこに隠したのじゃ!」
「は?」
「いきなりなんすか?」
「俺なんかした?」
「いまお主は凄く危険な状況に居るのじゃぞ!?」
「早くアレを渡すのじゃ!!」
「訳わからん。何でお前なんかに心配されなくちゃいけねぇんだよ。」
「俺学校だから離せ」
「そんじゃ」
突然の出来事に俺は学校に遅れると言って猛ダッシュで逃げる。
学校での友達はメガネをかけてるオタクヤンキーと和風な感じのバカボンドやろうが俺の友達。
授業中無断でトイレにいったら先生に怒られて帰りが遅くなった。
その下校ちゅうにとんでもない事が起こる。
「やっべー。だいぶ暗くなっちまった。」
「こりゃ花菜にまた怒鳴られるな…」
「ねえねえ君…」
尚夜は声のする方を向いた。
向いた先には真っ白なローブ姿の人がいた。
身長は二メートルぐらいの大男。
両手はマントで隠れているが何か不自然だ、右手には多分何か持っている。
「何スか?」
(今時ローブ!?ギリシャ人かコイツは)
「ちょっとこっちにきてもらいたい。少し手伝ってほしい事があるんですよ。」
「はっ?。何で俺が」
「すぐ終わる仕事だからきてください。」
向かってる途中
「仕事って何やればいいんスか?」
「……」
「?」
「アナタは幽霊的な未知のことを信じますか?」
「もしこの世界、地球に目には見えない生き物が居ると言ったら信じますか?」
「俺はもともとオカルト系な事はしんじねぇよ。」
「ふむ。アナタは目に見えないから信じていないお人ですな?」
「そりゃそうだ。どんなに馬鹿な俺でも目に見えたら信じるだろうけどさ、さすがに見える事なんて無いだろ。」
「ふ、ふふっ。」
「?」
「……では、見えれば信じるのですね。」
マント男に呼び出されて尚夜は土手下の河川敷にきていた。
最初のコメントを投稿しよう!