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プロローグ
いつかのあの日。
君のために綴った手紙
最後の想いは
また逢えたら
その時、 伝えようと思ってた
私達はまたこうして
逢うことができたね
たしかに これは
“恋人”
と 呼べる関係ではないけど
それでも 大切で
特別な人です。
あれから、随分と
時が経ったね…
あの時 私達は
互いに傷つけ合うことしか
できなかった
でも それが
お互いを想ってたからこそだと気付くには
子供の私達にはまだ難しくて……
あの時は
ただただ夢中で
周りが見れなかったけど
今なら分かるよ
君がわざわざ私に
別れを告げた理由[ワケ]
あれは
君なりの優しさだったんだね
だから、
今こそ言うね。
ずっと伝えたくて、
でも 伝えられなかった 気持ち
『……また出逢えたら……
輝いたあの道を、
私が歩いてきたことを
、
頑張ったね、
って 隣で笑ってね』
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