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先に映画を観てしまわなくて良かったと、心から思いました。
これは東野圭吾さんが映画化の為に書き下ろしたものだから、とにかく映画化されるのが早かった(汗)
にも関わらず、ちゃんと順番を違えずに先に本を読んだ自分を誉めてあげたい。
東京の日本橋の中央に飾られている、対になる二体の翼の生えた麒麟の像。
そこに一人の男が凭れ掛かるようにして倒れていた。
男の胸には深々とナイフが刺さっていて・・・
という冒頭部分から、一気に話に惹き込まれていきました。
主人公は加賀恭一郎。
東野圭吾さんが唯一、デビュー直後から書き続けているシリーズ物です(テレビの影響か、最近はガリレオもシリーズ化してますが)。
彼はとにかく足で捜査する刑事。
・・・続く
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