第二章

5/22
前へ
/32ページ
次へ
?「待て、ゲスども!」 女が来た。 盗賊「だ、誰だ貴様は!」 ?「私の名前は光明寺はやて!悪を討ち滅ぼす者なり!」 名乗った後沈黙が訪れた。その沈黙を破ったのは、盗賊達の笑い声だった。 盗賊「ははははははは!お前が?ひとりで?仲間は?」 光明寺「仲間はいない。私ひとりだ」 盗賊はひとしきり笑うと 盗賊「舐めるなよ!この小娘が!」 盗賊「おい。あいつもアジトに連れて行こうぜ。よく見ると結構な、上玉だ。親分が喜ぶかもしれねぇ」 光明寺「やれるものなら、やってみるがいい」 盗賊どもが次々と襲いかかる。だが、誰一人として一撃も当てられなかった。 だが、盗賊を倒していく姿を見て十河は動きが甘いと感じた。 実際には、達人並の強さなのだが、これ以上の強さを十河は近くで見ているので、そんな風に感じたのだ。 やがて、全員倒すと剣を鞘に戻し、女の人に近づいた。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加