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・・・うるさいなぁ
おちおち
昼寝もできやしねぇ
「んあ?」
目が覚めると
三人の美少女が立っていた
不思議な格好だな
「あ?んー?
え?ここはどこ?
なんで俺外におるん?
あれ教室はせんせーどこー?」
そんなことをつぶやいていると
目の前に6つの瞳が並ぶ
右が順番にゆびを刺しながら言う
「ん?
美少女
美少女
美幼女?」
「し、失礼な鈴々は大人なのだ」
「え?あぁごめん」
あまりにも小さいから
というのはふせておいた
だって武器もってんだもんこわいじゃん(笑)
と少し惚けていると
真ん中の女の子が
声をかけてくる
「えーっと
・・・だ、大丈夫ですかぁ?」
・・・滅茶苦茶かわいいな
綺麗で大きな瞳
すいこまれそうになるが
ぐっとこらえ
「あ、ああ
大丈夫だ問題ない」
立ち上がりつつ
言葉を返す
真ん中女子「そうですか、よかったぁ~」
「心配してくれてありがたいんだが
一つ聞いていいかな?」
真ん中女子「はい?」
「ここ、どこ?」
真ん中女子「へっ?」
何いってんのこいつ的な目で見られた
「俺教室で寝てたはずなんだけど
授業中に
三國志の武将が女の子にならないかなーって思って
ほらえーと
もろくずりょうさん?
とか
関羽?とか劉備?とか?」
うろ覚えの名前をだす
真ん中女子「劉備?
それなら私の名前だけど?」
はい?
右端女子「ちなみに関羽
は私の名だ」
・・・意味がわからん
何いってんのこの娘たち
電波?
「つか何その格好?」
鈴々と名乗った少女
「お兄ちゃんこそ変なかっこなのだ。
なんか部屋着みたい
でもキラキラしてるー」
劉備と名乗る少女「本当だねー。
太陽の光を浴びてキラキラしてる
・・・上等な絹を使ってるのかなー?」
あーうちの学校は服装が自由だからな
「・・・詳しくはしらねぇや
じいさんの遺品だから
案外ポリエステルとかあみこんでんじゃねえのかな?」
劉備?「ぽーりーえすてーるってなぁに?」
は?
劉備「それにさっきから私の知らない言葉ばかり
お兄さん本当になにものなのかな?」
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