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「……なんだ?」
ふと隣でエースのことをじっと見つめていた恭一の存在にエースが気付く。
「よこせ」
「……は?!」
「……その……チロルチョコだ……」
恭一はどうやらチョコが好きだったのか、恥ずかしそうにエースに言ってきた。
「断る」
「!!!!?」
だがそんな恭一にエースが遠慮することなどなく、いつものように彼は断った。
「このチロルは俺のだ。欲しければ自分で買え」
「き、恭一……俺のブラックサンダーあげるからさ」
色々ヤバイと思ったのか、光騎が取り繕うように声を掛ける。
「ケチ……」
「!!!なんだと??!もう一回言ってみろ??!」
いやーー恭一の言うことは当たってるよエース……誰もがそう思った。
「ドケチ」
「お前!!!!!」
……エースさん、それも当たってます!!
二人の間にバチバチと火花が散る。
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