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先輩が新聞配達のバイトをしてた時の話
ある日ボロアパートの2階に配りにいくと人の気配を感じた
見ると台所の曇りガラスの窓の内側に赤い服きた女が立っていたんだと
服装が派手だしこんな時間だから水商売の人かと思ったらしい
「おはようございます」と声をかけるも無視してこっちを見てじーっと立ってる
嫌な気分になったが配達があるのでその場は去った
次の日も配達にいくとまた女が立ってたが挨拶するもまた無視してこっちを見ている
気味が悪いと思いつつ配達に戻った
次の日アパートへ向かうと人だかりができてパトカーもきていた
何かと思ってアパートの階段を昇ろうとすると警察に止められたらしい
何でも首吊り自殺があったそうでその部屋が例の部屋の住民だった
死んだのは3日程前らしく先輩は死体に挨拶してたんだって
もしその時挨拶がかえって来たらと思うとゾッとするよね
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