初期設定

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「……はい、終わったよ」 そう言って♂さまは手を下ろすが、特に体に変化は感じられない。 「………………おりゃ!」 試しに何もない空間にパンチをしてみた。 ちょっと肩の辺りが痛かった 「………………詐欺だ!」 まぁ私が言えた事じゃないんですけど 「ごめんごめん、灯春くんにあげた能力はちょっと、と言うよりかなり強大だからね。細かにステータスを設定できるようにさせてもらったよ。」 「じゃあ…………今は何もしていない状態、数字にすると1っていう感じか?」 「理解が早くて何よりだよ、その計算だと数値に比例して力が"灯春くん一人分"上がって行くことになるね。」 「なるほど、それじゃMAXはどれくらいまで上がるんだ?」 「そうだね、それだと約1Pぐらいかな」 へ?(・Д・) P? Pって…ペタ?(10の15乗)……という事は……… 「俺約1000000000000000人分!?」 「いや、そうじゃなくて1PのPは、ページのPだよ」 HA? 「それって、つまり……」 「こういうことだね」
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