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「よし、それじゃぼくと一つに「Стоп」なかなか焦らすね」
さて、ここまでくればあともう一歩だ。
「先に転生する異世界を見せて下さい。転生したらガチホモがいっぱいな世界とかだったらそれはもう立派な詐欺でございましょうぞ!」
「最後辺り口調がおかしい気がしたのはぼくだけかな?まぁいいや、ほら、これがキミが転生する世界だよ」
そして神さまが指差した方に巨大な円が現れると、最初はぼんやりと、時間が経つにつれだんだんと色彩が洗練され、はっきりとした風景が浮かんできた。
「おぉ!」
円に浮かぶ景色は次々と移り変わり、広大な大地や鬱蒼としたジャングルなどの自然、空を舞うドラゴン、テレビや漫画でしか見たことのない西洋風の城やファンタジー感溢れる街並みを写し出す。そこには微塵も文句の付け所がない世界が広がっていた。
よし、最終行程だ。
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