修行編

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「確かに、このままでは宝の持ち腐れだな」 「ゲホッ、確かにかわいい顔してこんなに暴力的じゃ宝の持ち腐れだな、お嬢ちyブンッ←拳を振る音、ドッガァァァァン!!←後ろの壁がふっとぶ音 「……………」゚゚( Д ;) あれぇ?この壁って♂さまいわく、「闘技場の壁は非破壊の魔法がかかっておるから灯春くんがフルパワーで暴れても大丈夫だよ」とか言って中っ竹? 「ふむ、私は人間の歳でいうと貴様の100倍以上は生きているのだがさて、誰が[お嬢ちゃん]なのかな?」 「私です、大変申し訳ありませんでした」 「お前は男だろう」 「いえ男の娘です。はしより重いものマジ勘弁」 「…………」 それは箱入り娘だ、という比較的分かりやすい突っ込みを期待したが甘かった。幼女はツカツカと淡々とした足取りで近付いてくると間合いに入った瞬間、小さなあんよでキレッキレッの回し蹴りを繰り出してきた。描写するならぜひ板垣○助先生に書いて頂きたい。きっと色々なものが鮮明に伝わると思う。 弧を描いて舞うあんよは一瞬前まで俺の股間、いや俺の未来があった場所を通りすぎた。その直後に響く破裂音が先程の蹴りが音速を超えていたことを知らしめる。 「ふえぇぇぇぇぇ…………」 「ち、外したか」 「や、やめて……この子だけは殺さないで」 「ふむ、ならば守ってみせてみろ」 その台詞はもっと別のシーンで使ったほうが良いと思うの 「ひゃあぁぁぁあああぁぁぁっっ!!」 「逃がすかっ!」 迫る拳や蹴り、さらにその余波からもギリギリ避け続けるが 「ふっ!!」 「ッ!?ぐぇっ!!?!」 初めの一撃同様、またはそれ以上の衝撃波を背中にくらい俺はまた闘技場の壁までふっ飛ばされた。が、
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