異世界

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それから浴室を跡にし、いまは自分の部屋に向かっている (うーん…たぶんハルはかなりモテる……) 僅かな間だが一緒に行動して得た情報を冷静に分析するその様はいつもの快活で楽観的な雰囲気から全く正反対であり、普段の彼女を知る者が見ればまず医者を呼ぶだろう。 (……最低でもあと2人…や、3人はできそう……) 歩いていると自室に着いたが中に入っても考え事は続く (別にハーレムはそんなに嫌じゃないけど……やっぱり最初に……///) そのままベットに横たわりうつ伏せになる 時々自分の考えていることに恥ずかしさを感じて、枕に顔を埋めて足をジタバタさせた。 ちなみにこの国は一定以上の階級(貴族とか)と収入、二つの条件を満たせば、複数の相手と婚約できる。 「とにかく、これから積極的にいくぞー!」 そう言って決心を固め、両手を強く握って天井に突きだした 「という事で今日は一緒に寝よ♪」 ちょっと怖いけど……ハルって紳士っぽいし大丈夫だよね?…///とか全然大丈夫ではない事を考えながらベットから立とうとしたその時 「あ」
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