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「えと、それは……詰まり?」
「実は閻魔さんの所で今関所の拡張工事をしていてね。一時的に地球で死んだ魂は僕の部署で請け負うことになったんだよ」
ハハハ、と爽やかに笑うと、神さまは絶望そのものとも言える言葉を俺にぶつけた
「じゃ、天国と地獄どっちに行きたい?」
\(^O^)/
「いや、あの……そこを何とか、こう……なりません?」
諦めたら試合どころか人生が終了してしまう為、割と本気で頼んでみる。たぶん断られたら発狂するな、俺
「うーん、そう言われてもねぇ」
よし、完全に拒否されている訳じゃない、つまり転生出来る何らかの方法があるはず……!
………………やばい、プレッシャーで胃が……
「お、お願いします!何でもしますから!どうか!是非!」
地面に身体は這うように、頭は勿論これでもかという程に打ち付ける。
自分の命とプライド、秤に掛けるまでもなく大切なのは命でございます。
「……ほんとに何でもしてくれるのかい?」
今、光が見えた
「はい!YES!да!是的!Ja!Vng!」
「んー、よし分かった、じゃあ特別に灯春君を魔法と剣の世界にチート付きで転生させよう」
「ぁぁあああありがとうございまぁぁあああすッッ!!!!!」
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