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………プルルルルルル
ベッドで寝ていた俺のもとへ10代目からの電話
「…はい。」
「獄寺君!山本目が覚めたのは良かったんだけど…ちょっと今、大変なことが」
「どうかしたんスか?」
妙に焦っている10代目
ホントにどうしたんだ?
「と…取りあえず獄寺君!病院に来てくれる?」
「あ…。はい」
何か、いやな予感がする
俺はさっさと着替えて山本のいる病院へ急いだ
数分後…
ガラッ
「あ!獄寺君!」
「10代目。どうかしたんスか?」
「実は……山本が…」
「…山本がどうかしたんですか?」
俺は山本を見る
山本は俺を見ると眉間に眉を寄せ言った
アンタ……誰?
「…は?」
俺は眉間に皺を寄せる
何言ってんだ、この野球馬鹿
「…俺の知り合い?」
いやいや。知り合いもなんも、俺はお前の恋人であって…
そりゃ…身体は何回も重ねている訳で…
…もしかして、コイツ…
俺の事、忘れている…?
昨日、神様に願ったこと叶ったのか?
これで、山本もシアワセになれるのか?
野球も出来るのか?
そりゃ、野球と引き換えに俺との記憶をやったんだ
神様は、もう山本にあんな事しないよな…?
「アンタなんか知らねぇ…けど…」
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