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数時間ぶらぶらしていると公園に着いた。
「ここで休憩するか」
けど、どこを見てもベンチがない!
「しゃぁない、草むらで休憩しよ」
俺は手頃な草むらに座り込んだ。
座り込んで数秒で眠気が襲ってきやがった。
「く、くそ、負けてたまる…」
はい負けてしまいました。
「……ら……さい」
まだ眠いよぅ。
「こら、起きなさい」
「うーん、今何時?」
俺は声をかけてくれた人に聞いたら、
「あら、こっちが起きたか」
と、言われた。どういう意味だろう。
俺は起き上がり地面に手をつこうとすると、ふにっといい感触がした。
「うゅ…」
「ふぇ?」
俺は恐る恐る感触のする手の方を見ると、小さくかわいい果実をわしづかみにしていた。
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