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「あー疲れたー」
何者かが僕の部屋で叫んでいる。僕は部屋の少し手前で思案する。
三つの可能性がある。
1、誰かが怪獣を放り込んだ。
2、怪獣のような人間が侵入した。
3、僕の頭がおかしくなった。
1はめったに起こるものではないが保留。
3はおそらく大丈夫だ。問題は2である。
バーン
扉が中の奴を追い出そうとして出した音だろうか。
目の前に白い毛玉が現れた。
数秒の沈黙…
僕はとっさのことに身動きがとれないでいたが一つわかったことがある。
二番だ。
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