4月7日

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今日は授業の始まる一週間前だ。ちなみに今の時刻は17時。他室訪問は20時までだからまあ入れてやってもいいかな。 そんなことを思いつつバンバン叩かれているドアを開けた……ん? 誰もいない。部屋に戻ると奴がいた。窓が開いている。 まさかな。 「お前どこから入った?」 「窓。開いてたし。」 開いてたしではない。僕らがすんでいるフロアは5階である。 とりあえずへいきなふりをして、 「でっそこまでして入ってこなければならんほどの理由を聞こうか。」 コイツ突然真顔になった…これはマズいホモ宣言されたらたまったもんではない。 「俺さあ、殺人現場見てしまったんだ…マジで。そしたら犯人と目があって…ソイツなにしたと思う?」 マジで?めっちゃ真面目でかつ震えながら語るのでホントの話か…ってえーーー。 とりあえず問いに答える。 「殺してやる、とか?」 だんだんコイツの顔が青くなってきた。 「わりい、俺この部屋から見てたんだ。そしたら犯人、いきなりこの部屋の階を数えだしたんだ…」
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