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浅野蒼真が転校して来て
約一週間が経った。
そう全てのはじまりはここからだった。
オッス!オラ、蒼真ッス!
なんちゃって、ははは!
クソ暑い中、登校中。
太陽は今日もギラギラして
オラはもっとギラギラしてる
なんちゃって!ははは!
ぁ…
『なーかーひーこー!!』
オレが呼んだ人物は
ビクッとして振り返った。
『…浅野。この野郎…。』
物凄く睨んで来る仲彦くん
必然的に冷や汗をかくオレ
『な、な、なんだよー』
俯きながら歩み寄る仲彦さん
『ビックリして牛乳落としただろうがぁー!!!』
鬼の如く走り初める仲彦様
『す、すまぬー!!』
逃げ出すオレ
『ひぃぃぃー…い?』
…ガシッ
『…ぁ…』
肩を潰すように
肩を掴まれたオレ
その間、なんと3秒
『ごめんなさい。』
謝るオレ
『死にさらせ』
振りかぶる仲彦王
バキッ!!
『ガハァ!』
空中を舞うオレ
空中に舞う血飛沫と鼻水と唾など…etc.
本日、惨敗。
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