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公園についたヤギぃさんとやきとりさん。
「ちなみにこの状況をやきとりさんはどう説明してくれるのかな?」
ーぱあん!ぱあん!ぱあん!すぱぱはあん!
「あーえーと。なんだこれ、こんなはずじゃ。」
ーすぱあん!ぱあん!ぱぱあん!
「ちょ!みるちゃん何してるの?!ねえ!何してるかやきとりさんに説明してくれる?!」
やきとりさんはみるちゃんに詰め寄る。
「なまくんが構ってくれない。しかたないから風船割って発散してる。以上。」
みるちゃんは一切やきとりさんを見ようとしない。
「え?でも、あれだよね?それ、俺が朝一番から一生懸命膨らましてた風船だよね?ねえ?」
「関係ない。やきとりの努力など、私にとって全く関係ない。」
みるちゃんは止めない。
「待って!ちょっと待って!みるちゃん待って!みるちゃんにとって俺が興味外なことは深く伝わった!だけど風船は割らないで!」
ヤギぃさんは遠くから二人の姿を見つめながら、タバコを吸う。
「ヤギぃさん!ちょっと止めるの手伝ってよ!ってタバコ吸ってるし!自由か!」
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