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彼女の名前はユフィナ
King saberの少佐でわたしの先輩
わたしの大切な人
尊敬している
いつもわたしを守ってくれた
辛い時には励ましてくれた
わたしがこの部隊に入ったのも先輩がいたからだ
先輩がいなかったら今頃わたしは...
先輩は優秀な人だ
常に最前線に立ち必ず帰る
少佐という階級でありながらその多くの功績を認められ何度も表彰されていた
しかしそれをおごる訳でもなく、むしろ申し訳ないような表情すら見せる
わたしが少尉という階級になれたのも先輩との出撃が多かったというせいもある
そんな先輩も時折最近物鬱気な表情を見せる
まるで何か、大きな敵と対峙してしまったような
決意とそれをくぐもらせる矛盾に苦悩するような
しかしわたしはその悩みを聞くことができなかった
先輩はその話をしようとすると困った笑いを浮かべるだけだったから
今は後悔している
わたしが強引にでも先輩の悩みを聞いていたら
少しは気持ちを軽くできたんじゃないか
それならこんなことにはならなかったんじゃないか
わたしの頭は
そんなことを考えていたと思う
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