最終章 全てがハッピーエンド!……………あれ?

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~東の町 スートイ/宿屋/食堂(朝)~ やっと朝日が昇ってくれた!長かった………… 続々と俺の仲間達が起きてきて挨拶をする。さて、今回の主役、真也はどうなったかな? 【佐藤真也の動向 今は彼は朝食を取って早速魔王の城に単身で突っ込んだみたいだよ!でも、どっかの誰かさんの結界のせいで入れなくて詰んじゃったみたい!どうしよう…………?】 うわぁ!?ヤッベェ!まだ俺なんの準備もしてねぇよ! とりあえず、水晶もって、仲間達とともに魔王の城近くまで転移!あのピエロみたいな奴から魔王城の情報を得ておいて助かったぜ! 「取り敢えずみんなついてきてくれ!」 「え?何?どうなるの?」 誰の言葉かわからないが、そんな言葉を気にかけている暇はない! 【パチン!…………シュン!】 ~魔王城/裏側~ と、まぁ、やって来たのはいいけど、誰もいなかった。 まぁ、考えても見ると、勇者も到着していないのに、騒がしいはずがなかった。ましてや、ここは魔王城の裏側。誰もいるはずがなかった。 「おお!ここはまさにあの方の城!」 「うん、喜んでるとこ悪いけど、アンタもう魔王裏切ったことになってるからね。」 「は!?イヤイヤイヤ、 そんなはずがなかろう!」 「だって考えてもみろよ?結界の発生源担ってた塔が破壊されたのに主であるお前が生きてたらそりゃあ……………ねぇ?」 「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」 うーん………………不憫だなぁ……… 「まぁ、恐らく魔王はアンタの言う通りの人?ならきっと分かってくれだろうし、きっと真也がなんとかしてくれるさ!」 さて、じゃあ、早速結界を解きますか! 【フッ】 まぁ、結界を張るのは簡単だったし、消すのもそう時間はかからない。なので俺は水晶を魔王城の窓から忍び込ませる。 空を見ると、魔王城の中が映し出された。 あとは、ピエロから抜き取った情報から魔王城のエントランスを見つけ出し、勇者の到着を待つだけだ。
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