第二章 これから…

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「もう!どれだけ心配させるのさ!」 「すまんすまん、けど、何かこの部屋変わっただろ?」 「うん、なんか全体的に綺麗にっ………………て!お兄ちゃん何持ってるのそれ!?」 「あ?これか?これは、この部屋全部の埃だよ」 「すっごーい!魔法ってこんなことできるんだ!」 妹は、目ををキラキラさせて興奮していた。 「あぁ、便利だろ?」 そう言って、俺は埃を閉じ込めた風の箱に窓を開けて火をつけた。 「何やってるの?」 赤い魔方陣を展開させながら、俺は言う。 「」いや、埃はちょっと汚れてるから、燃やそうかなと
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