第二章 これから…

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~エスウト/街中~ 宿屋の扉を開けると、眼前に賑やかな街並みが広がった。 目指すはあの真っ白な木造の大きな建物か。 そこに何かありそうな気がする。 ~エスウト/白い建物前~ 特に何事もなくたどり着けた。 まぁ、晴天の空に向かってそびえ立つバカでかい建物があれば、迷いようがないか。 で、謎の建物の前まで来たが、入っていいものだろうか? 【ギィィィ】 扉が開く音がして、その方向を見ると、女性が立っていた。 「あら?いらっしゃい。依頼ですか?」 髪は蒼く、眼も蒼い、身長165㎝位の綺麗な女性だった。 「あ、すいません、ここの建物は何ですか? 「ああ、ギルドは初めてでしたか」 「ここは、ギルド エスウト支部です。名前は…………まだありません」 「ギルド?」 「あぁ、ギルドとは、人が普段できないような、魔物の退治や、盗賊の退治、古代遺跡の探索など、まぁ、体のいいなんでも屋って所ですね」 なんでも屋か………………俺の力も役に立つかな? 「すいません、ここって、求人はしてないんですか?」 「え?あぁ、いつでも大歓迎ですよ」 よし!物は試しだ!ちょっとここで働いてみようか! 「じゃあ、お願いします!俺をここで働かせてください!」 「え!?まぁ、それは構いませんけど………………なら、こっちに来てください」 そう言って蒼い髪の女性は、建物の中に入っていったので、俺は後を追う。
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