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~東の町スートイ/街道~
「ほら、これで文句ないだろ?なら、さっさとどっかいけやぁ!」
俺はやつらを蹴飛ばし、町の散策に戻った。
「その、お金は大丈夫なんですか?」
「およ?大丈夫さ!伊達に一ヶ月も死に物狂いで働いちゃいないぜ?」
そう、この一ヶ月、死に物狂いで働いた結果、手元には500金という、大金が入っていた。
「え………………でも、その……………………」
と、スティアは言葉を濁していた。
「ははっ!いいって、前に俺から離れないって言ってくれただろ?だから、そのお礼ってことで」
お、スティアが困った顔してる
「あ……え……その………ありがとうございます!」
「じゃあ、これから皆でスートイの探索でもしようか!てことで、皆で宿屋に行こう!」
っとその前に、クエスト受けっぱなしだったことを思い出した。
「ごめん皆!俺クエストやりっ放しだったから、すぐに終わらしてくる!」
言うと、俺は、すぐに転移でエスウトまで飛んだ。
~東の町スートイ/宿屋/sideout~
今、宿屋の中、零の部屋で、零の仲間たちの間でガールズトークが繰り広げられている。
「突然じゃが、妾は零の事が好きじゃ!愛しておると言っても過言ではない!」
と、リリィが言い放つと、対抗して、凛とスティアと、ユティと、ユウが、
「「「「それなら、皆おんなじよ!」」」」
と、言葉を重ねた。
「「「「「まったく!あの唐変木は!」」」」」
乙女の悩みはつきない、宿屋での一幕であった……………
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