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~東の町 スートイ/街中~
う~ん…………皆はこの好奇の視線は気にしないのかな?
俺は目立つのが嫌だから、通行人のふりしてるけど、皆に名前を呼ばれたら出て行かなければならない。
そしたら俺に視線………もとい死線が突き刺さる。かなり痛いです。
「ヘヘッ 姉ちゃん達、いい体してんじゃねえか、どうだい?俺たちと遊ぼうぜ!」
はぁ……………また馬鹿が五人…………………いつもナンパって……元気すぎ。
「悪いけど、離れてくんない?この人たちは俺の連れだから。」
「ハッ!いきなり出てきてなにいってやがる?俺達が最初に目ぇ付けたんだ!だから俺たちのモンだろ?」
何で人のことモノ扱いにしかできないのかねぇ?気絶させてやろうか?
と、言ってもここは街中、目立つのは嫌い。
なら……………………
「に~げるんだよ~」
俺は皆の手を取り、前を塞いでいた2人を腹パンで眠らせ、全速力で建物に駆け込んだ。
~ギルド/スートイ支部~
「お邪魔しまーす、こんにちは~!」
「あら?いらっしゃい、ギルド/スートイ支部へようこそ」
どうやら、駆け込んだ先はギルドだったようだ………
「何か用かしら?」
「いえ、何故か、知らない人に追いかけられたので、逃げてきて、とりあえず駆け込んだらここについたんです」
「あら、そうだったの…………まぁ、ゆっくりしていってね。」
「ハイ、助かります!」
ふぅ~よかったよかった
「むぅーなんなのじゃ主よ!もっとビシッとかっこよく撃退するんじゃなかったのか!」
リリィにそんなお説教を食らってしまった。
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