日課

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200キロ…220…240…260…280…300キロ…時間にして何秒の世界… 『そろそろ休もう…』 近くのサービスエリアで車を止めて缶コーヒーを自販機で買うと車のボンネットの上に軽く腰掛けた。 僕の名は本郷 龍斗。 大学に通っている二十歳で車はバリバリにチューニングしたF型のインプレッサ。 もういくらのお金を注ぎ込んだだろう。 よくイケメンとか言われるが彼女は自分から断っている。 五月蝿い雌豚は邪魔なだけ。 あとそんなに車いじって楽しい?と聞かれるが答えはイェスだ。これがあれば女が居なくても夢のようだ。満面の笑みで車を乗りイジルだけ。 生活ははっきり言ってキツイ。大半は車関係で消える、そんなもんでしょバイトって… コイツ(インプレッサ)は最高だ。
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